ななこのブログ

服を着て映画を見てごはんを食べてときどき旅に出るなどを綴ります

突発台湾旅行(2016.5.28~2016.5.29)

XMENアポカリプス見に突発1泊で台湾行ったよ、を一部微修正しつつぷらいべったーより再掲します。映画のネタバレはありません。

 

【突然決めたながれ】

レポほど立派なものは書けないので自分の覚え書きみたいな感じですが、台湾にまでXMENアポカリプス見に行ったよレポもどき。
新情報や新しい予告出るたびに疲れて、突発的に行くことにしました。友だちを巻き込みました…本当にありがとう…

土日の1泊旅行でしたがそれでもかなり弾丸に近いスケジュールでした。
というのも、まず行く?どうする?と会議したのが5月の22日。つまり出発のほぼ1週間前。
しかしさすがにチケットが無く、あっても早朝や深夜の時間帯で現実的にきびしいね…とあきらめかけていたときに、キャンセルが出たのか?というほど唐突にあらわれたもっとも現実的な航空券+ホテルセットがDeNAトラベルに登場し、1晩悩んだ後に結局とりました。それが23日夜。
そのとれたセットが、成田空港⇔桃園国際空港で、14時ごろにあちらに着いて、15時ごろにあちらを出発するスケジュール。24時間はあるから、なんとか映画見られるだろう!!とポチったのでした。

前提として、ふたりとも台湾ははじめてで、中国語も英語もできないマンです。私は海外旅行行くのが10なん年前の修学旅行ぶりという自分でチケットとったのはじめてなレベル。しかし友だちは海外旅行経験があるのでかなり助けられました!本当に感謝…

 

【事前の準備】

友だちとは成田で待ち合わせることを決め、すかいぷで会議しつつ各自準備を進めました。
私はググったら出てくる台湾旅行レポとか、同じようにアポカリプス見に行った方の記事などを読みつつ、参考にできそうなURLはエバーノートに入れ、あとは台湾に行った友だちが何人かいたので聞きまわりました。

「今週台湾行くこと決めたから生き延びる術とか教えてくれ」
「今週かよ」
「昨日決めた」
「昨日かよ」

とつっこまれながら教えてくれてありがとう。

●やはりWifiルーターは必須なのではと思い聞いたところ、かりたほうがいいよと言われたのでルーターのレンタルは決定。
●冊子がひとつ欲しかったので「地球の歩き方」の最新を図書館で借りる(ふつうに買ってもいいと思いますが金欠なので)。
●ウェットティッシュと汗ふきシートと傘。これらは暑く雨の時期でもあった台湾では本当に必須だった。
●ほか着替えとか化粧品とか筆記用具とか旅行に必要そうなものと、最終的にパスポートと金があればええじゃろと終了。

iPhoneにアプリをいくつか入れましたが、今回いちばん役立ったのは地下鉄(MRT)乗り換え案内。駅名を手入力じゃなくクリックで入力できます。
■お金をとっさに知りたいひとはドル⇔日本円の変換のページを開いておくといいかも。Yahooとかにあります。
■Googlemapは世界共通の神アプリ。
■読み方を知りたいときは随時調べてましたが、「指さし会話帳」というアプリに基本的な挨拶とかあったからいいかも。

●そして物凄くよかったのが、友だちが旅行のときにやっていたという「共通財布」の作成。お互いに1万円ずつとか決めて出して両替して、共通財布に入れて、交通費やいっしょの食事などはぜんぶそこから出すというもの。いちいち割り勘とかしなくて済んでめっちゃ便利でしたありがとう!

あとは今回タイガーエア台湾という安いLCCで、預け荷物すると料金が別途とられるものだったので荷物を最小限にすることを心がけました。
リュックサックは後ろが見られず怖いので、チャックが閉まり斜めにかけて荷物が自分の視界に入れられるバッグひとつに詰め込みました。ぱんぱんになった。

 

【そして旅立つ】▽飛行機の気流やばい▽

友だちの言うとおり、2時間半前に空港に着くことを行きも帰りも心がけていました。けっこう余裕をもっているスケジュールですが、結局空港内で何か食べたりお土産買ったり荷物整理したりしていたので、心配性な我々にはちょうどよかったです。
それと事前にネットで予約してもらっていたWifiルーターは空港で受け取ることにしていたので、受け取りました。

今回、液体物をジップロックに入れる・しかもちいさなジップロック(規定サイズがあった)じゃないとだめっていうのを行きの空港で聞いて衝撃を受けたのであった。ちゃんと調べようね…そして年々きびしくなっているんだね…
友だちにアドバイスを受けたりチェックインカウンターで聞いたりしたおかげで、荷物検査はスムーズでした。

トイレをこまめに済ませつつ飛行機に乗り、LCCは映画とか見れないんか…つか狭い…と言いながら台湾へ。
行きの飛行機で予定を決めたりおしゃべりしたり。
台湾と日本の旅は気流が乱れることが多いと今回友だちに聞いたのですが本当にそうだった!!びびりには怖すぎた!!
ちなみに機内食を注文して食べました。美味しかった。

 

【桃園国際空港から台北へ】▽リムジンバスは時間かかる▽

地球の歩き方」と友だちが空港で買った「るるぶ」等を見つつ台湾を予習し、桃園国際空港に着く。
着いたらそっこーでWifiをつなぐ私。iPhoneがないと生きていけない。
飛行場からバスで空港へ行き、最初にあった両替場で両替をし、入国審査。かなり並んでたけど進みはスムーズでした。
すべて始終無言で顔写真を撮られ指紋を取られ…アポカリプスがどんなにショッキングでも犯罪は犯さないようにしようとここで誓う。
映画館の目星はある程度つけていたのですが、スケジュールが2日前でも出ていなかったところが多かったので、この並んでいるときに調べてスクショをとりました。

リムジンバスで移動がいちばんおすすめらしかったので(増設予定の地下鉄がまだのびていなかった…)、バス乗り場へダッシュ…する前に通りかかったサブウェイで飲み物を買う。
というのも、着いた瞬間に暑さにやられたからです。雨という予報だったんですが実際には熱中症気味になるほど2日間晴れてて暑かった。1日目の夜にちょっと雨に降られたけどそれくらい。雨は嫌だけど、晴れにも死にました。シャツ1枚とジーパンでも暑すぎた30度超えと物凄い湿気。

今回の旅で学んだのは、とりあえず「紙に書く」ことでした。
ホテルに行きたいならホテルの名前を紙に書いて見せる、とか。私はiPhoneで調べたりマップ出したりして、友だちが紙でのプリントや書くことをやってくれた…ありがとう本当に…
バス乗り場に向かい、時刻表をてんやわんやしながら見て、10分後に乗りたいバスが出る!となり、ホテルの名前が書かれた紙をチケット売り場のひとに見せる。このバスがホテルに行くかどうかをあらためて確認したかったので。買った後はちょうど後ろが乗り場だったから指差して「あれでいい!?」と聞く(日本語)。おばさん笑顔で対応してくれた。感謝。
聞いていたとおり、屋内は基本冷房がんがんでめっちゃ寒かったです。上着いると聞いたので持っていたのですが本当に必要だった。
バスにはぶじに乗れたんですが、これがかなりのくせものだった…おりる場所になったときに我々はわかるのか?という不安はもちろんだけど、バス停じゃないところでも降りたいと示せば降りられるみたいで、そして台湾だから、台北だからなのかな?車の移動がめっちゃ時間かかる。一方通行が多いからと聞いたけどそれのためなのかな。ガイドブックやホテルのホームページに書かれていた時間より30分くらいオーバーして着きました。

 

【ホテルから映画館へ、からホテルへ】▽とにかく紙に書こう▽

泊まったホテルは地下鉄の駅が近く、またなかなか広くて素敵でダブルベッドがめっちゃ大きくて興奮しながら、チェックインして荷物整理したらそっこー西門の映画館に行くことを決定。
本当はでっかいIMAXがあると聞いたミラマーか台北101にある映画館に行こうとしていたんですが、前者はIMAXでのアポカリがもはや終了しており、後者は地下鉄で行くには遠かった(といっても30分)。

今回は本当に時間がかつかつで、おまけにアポカリが150分もあり、できたら2回見たいとか言っていたのに、ホテルに着いたのは17時近くで…映画のスケジュール的にもあまり選べない状況でした。
翌日もお昼には空港にいたいとなると、早朝の時間はないので(深夜はいくらでもあった)2日目は映画を見る時間がないから、とにかく命がけになっていた我々。

西門へは地下鉄で10分でした。24時間乗車券というのを買ったんですがこれが便利!1日乗車券だとその日の終電までになるけど、24時間だとその名のとおりまるっと24時間使える。パスモみたいにピッとやるだけなのでよかった!
これも友だちが乗車券の種類が書かれたページを印刷してくれた紙を指さして、窓口で買う。
地下鉄はすごく整備されてたし、時間も遅れたししなかったのでありがたかった。

西門から映画館[國賓大戲院]まではわちゃわちゃいろんな店がある通り(渋谷みたいな感じ?道は狭い)を歩いて、ぜぇぜぇしながら映画館に着く。
チケットを買うのも紙に書くといいと聞いたので書きました。
タイトルと時間と人数、あとポップコーンとドリンク買うか聞かれるのでそれがいるかいらないかを書くといいみたいです。
しかし我々は時間がちょっと不明だったので(完売してるかもとか、近い時間のあるけどおっきいスクリーンはどっちなのかとか)時間は書かずに行き、着いてから決めてiPhoneの画面でこの時間のくれ!!と示しても「なるほどわからん」と肩をすくめられました。やはり紙に書くのがいちばん確実。
無事に買えたときはふたりでふるえたね…最初に見る予定だった10分後にはじまるものより、1時間後のドルビーアトモスの劇場のほうがスクリーンが圧倒的にでかかったのでそちらにしました。ので、タピオカ飲んでラーメン食べました。
余談ですが私と友だちは美味しいもの食べることがしぬほど好きなのに、今回は時間がない&暑さにやられてぜんぜん食べられなかったのでリベンジしたいです。今回の旅でいちばん美味しかったのはタピオカミルクティーだった。

ドルビーアトモスのスクリーンは800人ぐらい入るスクリーンで、しぬほどでかかった。あれ新宿のIMAXくらいあるんじゃないかな…そして日本でドルビーアトモスの映画見たとき特にすごいとは思わなかったんですが、台湾のドルビーアトモスめちゃくちゃ音がクリアででも迫力あってすっっっごいよかった!!!!!!毎週来たい!!!!!!
終わったのが22時前で、もう移動もできないねどうしようねと言って結局その後22時過ぎにはじまるおんなじドルビーアトモスのを見ました。それと聞いてたとおり、エンドロール入ったらすぐに明るくなった。で、エンドロール後の映像のときまた暗くなった。親切設計!

2回目見た後は当然終電はなかったので、エンドロール中にスタッフのひとに「タクシーを呼んでください」を翻訳した文章を見せました。
タクシーは流しのタクシーはあぶないとか、綺麗なタクシーをさがすのがいいとか聞いて、結局レストランやホテルのひとに呼んでもらうのが確実ということでした。
これは本当にそのとおりだなと思いました。たまたま超親切なスタッフさん(若い男のひと)にあたったのかもしれないですが、タクシーを呼んでくれた後にタクシーの番号と到着時間を紙に書いてくれただけでなく、そこまで案内してくれてタクシーを見つけてくれて、ホテルの名前を書いた紙を運転手さんに見せてくれて、ドアを開けてお見送りまでしてくれた…惚れるわ。
ホテルに帰り、ホテルの1階にあるセブンイレブンで飲み物とか買って、語ったりなんかしたりして寝ました。

 

【ホテルから地下鉄でちょっとぶらぶら】▽熱中症に気をつけよう▽

次の日はチェックアウトして、台北101にある映画館でアポカリプスの展示があると聞いたので向かいました。
この移動がけっこう体力やられました。あんまり寝てなかったのと荷物をずっと持っていたのもあると思うんですが、気温の高さと湿気にやられ、熱中症みたいになった…展示見た後に朝食にと入ったカフェのごはん食べきれずにいっしょに頼んだレモン水のレモンかじってちょっと復活した。
私たちの泊まったホテルの最寄り駅から台北101まで地下鉄の路線乗り換えがあったんですが、乗り換えが東京駅のJRから京葉線かよってぐらい遠かった。台北101から歩いて10分くらいでという映画館[信義威秀影城]に到着。ここにでっかいアポカリプスとかいました。
商業施設に入ってるシネコンという感じですごく落ち着いた…今度はここでも見たいなぁ。

駅までの帰り道にも商業施設があって、友だちがシャツを買うためにFoever21に寄りました。だいたい11時オープンなところが多いみたいでしたが、こことGAPはなぜか開いていた。
タコトでレジはどこ…とか、タグを切って…とかジェスチャーで示す。みんなわかってくれてありがとう…総じてジェスチャーと紙に書いたものと単語と、サンキューとシェイシェイでなんとかなった旅だった…

 

【空港に戻り帰国】

帰りはリムジンバスよりも時間が確実なタクシーでもう行ってしまおう!と台北駅(台北メインステーションってところ)に地下鉄で移動した後にタクシーで。やはりバスに比べるとめっちゃ高くなりますが、時間はバスよりかからない、というかスムーズ。このときはタクシーを呼ばす、ホテルの前に止まってるタクシーに乗りました。台北駅はターミナルという感じで人も多くタクシー乗り場への案内もあったので、まぁ大丈夫だと。

空港にはやめに着き、荷物整理したりチェックインしたりの後にやっと台湾らしいものを食べました。台湾ソーセージがもち米に挟まってる、形状的にはホットドッグぽいものとチキンとタピオカミルクティー。ぜんぶ美味しかった…本当に次はもっと食べたい…
ちなみに行きはひっかからなかった眉毛ハサミが帰りはひっかかったので捨てました。100円で数年前に買ったわりにずっと切れ味よくて使っていたものだった…さらばだ…

帰りも気流の乱れにおびえながらも、なんとか到着。

目的だった映画は2回見られたし、展示も見られたし、おおきく傷つくことも傷つけられることもなく、っていうかだいたいみんなにやさしくしてもらい、楽しい旅となりました。
友だちも本当にありがとう!
突然決めたし言葉もわかんないし海外だしはじめてだらけだし大丈夫かよとなりながらもがんばって何とかなったし、映画も英語音声の中国語字幕でも全体はわかったし、本当によかった…
マジで突発だったのでチケットを選べなかったけど、次は羽田空港松山空港がいいなと思いました。松山空港は台北まで車で5分とかの都心にある空港のようだったので…また行きたいです。行く気まんまん。

 

時間がかつかつで写真あんまり撮れなかったので文字オンリーのレポなのかなんなのかになりましたが、最後まで読んでくださった方いらっしゃいましたらありがとうございました!